【AWS】アプリからのメール送信などを自動で行うサービス、Amazon SESの概要と使い方まとめ

最終更新 2026年3月27日 最終更新者 administrator

AWSで独自ドメインのメールアドレスから自動でメールを送信できるサービス、Amazon SESの概要をまとめました。

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/ses/latest/dg/Welcome.html

Amazon Simple Email Service (Amazon SES) は、ユーザー自身の E メールアドレスとドメインを使用して E メールを送受信するための、簡単でコスト効率の高い方法を提供する E メールプラットフォームです。

例えば、特価販売などのマーケティング E メールや、注文確認などの取引 E メール、ニュースレターなどのその他のタイプの通信文の送信に使用できます。Amazon SES を使用してメールを受信するときは、E メール自動応答システム、E メール登録解除システム、受信 E メールからカスタマーサポートのチケットを生成するアプリケーションなどのソフトウェアソリューションを開発できます。

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/ses/latest/dg/Welcome.html

Amazon WorkmailとAmazon SESの違い

そもそも、AWSでは、Amazon Workmailを使うことで、通常みなさんが一般的に使うGmailのようにメールの送受信を独自ドメインで運用することが可能です。

では、Amazon WorkmailとAmazon SESの違いは何か、についてまず説明します。

Amazon WorkMailでは、以下のサービスが提供されます。

  • メール、カレンダー、連絡先を含む包括的なビジネスメールサービス
  • SESに依存せず、独自のメールインフラでメールアドレスの運用
  • POP/IMAPをサポートしており、Outlookなどのメールクライアントでの受信が可能
  • 各ユーザーごとのメールアドレス管理、グループ、リソース予約などの機能を提供

それに対してAmazon SESは以下のサービス(機能)を提供します。

  • プログラムやアプリケーションからメールを送受信するためのサービス
  • API、SMTP、SDKを通じてアプリケーションに統合する機能
  • POP/IMAPをサポートしないため、Outlookなどのメールクライアントでの直接受信は不可
  • 大量のトランザクションメールやマーケティングメールに最適化

Amazon SESが使用されるケースとしては以下のような状況が想定されています。

  1. Webアプリケーションやシステムから直接メールを送信するケース
  2. 数百万通のメールを効率的に処理したいケース
  3. 大量送信時の低コスト性を重要視したいケース
  4. 高い配信率とレピュテーション管理(自社のブランドイメージ管理)がしたいケース
  5. カスタムメール処理ロジックの実装が必要なケース

Amazon SESのサンドボックスについて

AWSに限らず、これはITの技術全般に関してですが、サンドボックスと呼ばれる環境はITにおけるテスト環境を示します。

Amazon SESにも、本番環境とサンドボックス環境が存在します。サンドボックス環境では機能が制限されます。

EC2インスタンスからAmazon SESに接続するには

EC2インスタンスからAmazon SESに接続してメール送信を行うには以下の作業が必要です。

  • Amazon SESのセットアップ
  • SMTP設定からSES用のIAMユーザーの作成
  • 必要に応じて作成されたIAMユーザーのポリシーを編集
  • IAMユーザーのアクセスキーとEC2インスタンスを紐づける
  • EC2インスタンスのネットワークインターフェースに紐づいているセキュリティグループでSMTP通信のアウトバウンド通信を許可

実際にAmazon SESを使ってみた

以下の記事でEC2のインスタンス上に構築したWordPressサイトから、メールの送信ができるようSESをセットアップする方法をまとめています。