サブドメインでEC2(Amazon Linux 2023)にWordPress(日本語)をインストールする方法まとめ

最終更新 2026年3月4日 最終更新者 administrator

EC2で立ち上げたインスタンスにWordPressをインストールする方法をインストールする方法をまとめました。

今回作業を実施する環境

今回は以下の環境で実施します。

  • Amazon Linux 2023
  • 単一リージョンのEC2
  • RDSの使用はなし
  • EC2上のインスタンスにインストールしたNGINX
  • EC2上のインスタンスにインストールしたMariaDB
  • Route 53でサブドメインをEC2に紐づける

まずはRoute 53でサブドメインとインスタンスのEIPを紐づける

まずはRoute 53での作業を行います。

ドメインのサブドメインとEC2のインスタンスのパブリックIPアドレスを紐づけます。

今回はElasticIPを払い出してEC2に割り当てているので、EIPとサブドメインを紐づけます。

rootユーザーで作業を実施する

以下のコマンドを実行してユーザーをrootユーザーに切り替えて作業を実施します。

$ su -

これは、後述するwordpressディレクトリの所有ユーザー・グループをapacheへ変更するなどする必要があるためです。

日本語のWordPressをwgetコマンドでダウンロード

以下のコマンドを実行してAmazon Linux 2023にWordPressの日本語のtar.gzファイルをダウンロードします。

# wget https://ja.wordpress.org/latest-ja.tar.gz

ダウンロード先ディレクトリは/tmpにします。

まずはcdコマンドで/tmpへ移動します。

cd /tmp

次にwgetコマンドでWordPressの日本語版をAmazon Linux 2023にダウンロードします。

# wget https://ja.wordpress.org/latest-ja.tar.gz

WordPressの日本語版がダウンロードできると以下のようにtar.gzファイルが確認できます。

# ls
latest-ja.tar.gz

ダウンロードしたtar.gzを展開する

ダウンロードしたファイルはgz形式で圧縮されているため、ファイルを展開するために以下のコマンドを実行します。

# tar -xzvf latest-ja.tar.gz 

展開し終わると以下のようにwordpressディレクトリが展開されます。

# ls
wordpress

展開したwordpressディレクトリをRootDocument(/var/wwwなど)へ移動する

今回は、/var/www/wordpressといった具合の構成にします。

mvコマンドでwordpressディレクトリを任意の名前に変更しつつ、/var/www配下へ移動します。

# mv /tmp/wordpress /var/www/<任意のディレクトリ名>

移動したwordpressディレクトリの所有ユーザー・グループをどちらもapacheに変更する

今回使用しているWEBサーバーソフトはNGINXですが、wordpressディレクトリの所有ユーザー・グループをapacheに変更します。ここで所有ユーザー・グループをapacheに設定しておかないと、WordPress上でエラーが出る場所があります。NGINXはApacheと互換性があるので、所有ユーザー・グループはapacheで問題ありません。逆にnginxを所有ユーザー・グループに設定しているとWordPress側でエラーが出ます。

# chown apache:apache /var/www/<設定したディレクトリの名前 or wordpress>

ディレクトリを移動する際にディレクトリ名を任意のディレクトリ名にしていれば、/var/www/<任意のディレクトリ名>、単にwordpressディレクトリをmvコマンドで移動しただけなら/var/www/wordpressでディレクトリの所有ユーザー・グループをapache、apacheに変更します。

所有ユーザー・グループの変更は以下のコマンドで確認します。

# cd /var/www
# ls -la
drwxr-xr-x. 5 apache apache 16384 Feb 27 14:00 wordpress

NGINX設定ファイルのRootDocumentを設定する

NGINXで設定している設定ファイルのRootDocumentの設定を変更します。ApacheにもRootDocumentの設定はありますが、今回はNGINXを使用しているためNGINXの設定をします。

NGINXの設定ファイルは以下ですが、今回はこちらではなく、/etc/nginx/conf.d配下に設定ファイルを作ってそこにRootDocumentの設定を行います。

/etc/nginx/nginx.conf

今回は以下に設定します。

/etc/nginx/conf.d/<ドメイン名>.conf

viコマンドで以下のように記述して<ドメイン名>.confファイルを保存します。

server {
    server_name <ドメイン名>;
    root /var/www/<設定したディレクトリ名>;
    client_max_body_size 20M; # 追加

    location / {
        try_files $uri $uri/ /index.php?$args;
        index index.php index.html;
    }

    location ~ \.php$ {
        include fastcgi_params;
        fastcgi_pass unix:/run/php-fpm/www.sock;
        fastcgi_param SCRIPT_FILENAME $document_root$fastcgi_script_name;
    }
}

NGINXの設定ファイルを編集したら、編集が反映されるように以下のコマンドを実行します。

# systemctl daemon-reload
# systemctl restart nginx

MariaDBでデータベース、データベースのユーザー等を作成する

WordPressで使用するMariaDBのデータベース、データベース等のユーザーをSQLで作成していきます。

wp-config.phpにデータベースの情報を記載する

WordPressとデータベースを正しく紐づけるためにwp-configファイルに作成したデータベースの情報を記載します。

まずはwordpressにデフォルトで格納されているwp-config.phpのサンプルファイルを以下のコマンドでコピーしてwp-config.phpファイルを作成します。

cp -p wp-config.sample
php wp-config.php

コピーして作成したwp-config.phpファイルを編集してデータベースの情報を記載します。

ブラウザからRoute 53で設定したサブドメインへアクセスしてWordPressのインストールを進める

ブラウザからRoute 53で設定したサブドメインにアクセスして、WordPressのインストールをブラウザから行います。

WordPressのインストールが終わったら初期設定をしていく

WordPressがインストールできたらWordPressをセットアップしていきます。